洗濯ばさみで鼻をつまんで…

久しぶりにレコーディングをしてみたら、すっかり歌がへたくそになっていました。

不自然なビブラートかかるし、音程ずれるし、声かすれるし…

Digital Performerが画面で教えてくれるので、はっきり分かっちゃう(−_−;)

せっかく、大学生活の大半を声楽の勉強に使ったのになあ。

やっぱり、歌い続けていないと声は落ちるわ。

 

大学時代、師匠は「おれの声をまねろ。声のイメージをはっきりもつんだ。」

と教えてくださいました。しかし、師匠の歌を聴く機会がない…

それなら、大好きな新垣勉さんの声をまねてみようと思い、

CDに合わせて歌ってみました。…おお、声が出る!!

しかし、どうしても高音域で声が割れちゃいます。

のどに余計な力が入ってるなあ。

そのとき、大学時代に師匠に教えていただいた

修正法を思い出しました。

「両手で鼻をつまんで歌う」というものですが、

鼻にかかる癖のあるぼくには非常に効果があったんです。

(片手じゃダメよ。口がふさがっちゃうから)

久しぶりに、鼻をつまんで歌ってみました。

…おお、高音域が楽に出る!!

鼻にかからなくなったら、

いわゆる「おなかを使う」という感覚を思い出したんですね。

ここでちょいと欲が出てきて、

「両手がフリーの状態で、口をふさがず鼻だけふさぐ方法」はないものかと

考えてみました。ようは、歌いながら他の作業もできるようにしたかったのね。

…はい、そうですよ。まず思いつくのがこれだよね。

予想はしてたけど、やっぱり痛いわ。ダメだ、これ。

 

おお、そういえば、シンクロナイズドスイミングの選手が、

鼻につけているものがあるじゃないか!

調べてみたら、「ノーズクリップ」っていうのね、あれ。

う〜ん、ちょいと値段が高いなあ。

100均で探したら、耳栓しか見つかりませんでした。

薬屋さんに「ノーズクリップありますか?」ってきいたら、

「こちらにございます」って案内してくれたんだけど、

そこにあったのは鼻の通りをよくして快眠できるアイテムでした(^_^;)

でも、その薬屋さんで、使えそうなものを発見!

これなら、痛くなさそう。

しかも、98円で10個も入ってるし。

早速買って帰りました。

いらないハンカチを切ってたたんで、

これを間に挟めば、多分痛くないはず。

ほーら、この通り!痛くない!

そして、口もふさがらない!

まあ、見た目はおかしいけど、

自分の部屋でしかやらないしね。

新垣さんのCDをバックに、

気分よく歌いながら、今まさに

このブログを書いています。

 

…そのとき、妻が部屋にやってきて、

「ごはん…だ…よ…(絶句)」

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コメント: 4
  • #1

    ひろ太 (月曜日, 30 6月 2014 11:20)

    なぜ鼻をつまんで発声すると、喉が解放された様になり、楽に声が出るのでしょうか。分かりましたら教えて下さい。

  • #2

    kawaragi (火曜日, 01 7月 2014 04:20)

    わあ!(=´∀`)人(´∀`=)このブログ開設以来、
    初めてのコメントです!嬉しいです。
    ひろ太さん、ありがとうございます。

    「鼻をつまむ」と言っても、
    「鼻から息がもれないようにする」というのが目的です。
    ですから、ぼくが声楽の師匠に教わったのは、
    「口を隠さないように、両手で軽く鼻をふさぐ」という方法でした。
    ですから、せんたくばさみだと挟む力が強すぎるんですよね(^_^;)

    さて、「なぜ鼻をつまんで発声すると、喉が解放された様になり、
    楽に声が出るのでしょうか」というご質問ですが、
    実はぼくも音声学的な説明はできません。
    この方法は、師匠がぼくの歌い方の悪い癖を直すために
    処方してくださった「治療法」だと思っています。だから、
    全ての人に有効かどうかは分からないです。

    レッスンの歳、「鼻をふさいで歌ってみろ」と言われて、
    その場ですぐに歌ってみたのですが、
    鼻をふさいだままだと、全然声が出なかったです。
    本来であれば発声のために使うはずの息の流れが、
    ほとんど鼻の方にもれていたということに、
    このときはじめて気がつきました。
    鼻をふさいだまま歌えるようになるまで、
    数週間かかりました。
    鼻をふさいでも普通に歌えるようになったとき、
    「ああ、これがおなかを使うという感覚か!」と
    初めて分かったんです。

    以前、小学校の合唱団を指導していたのですが、
    ぼくと同じく鼻にかかる(鼻から余分な息がもれる)癖のある子を
    何人かマンツーマンでレッスンする機会がありました。
    この方法(せんたくばさみではなく、両手を使いますww)で
    試したところ、どの子もこれでかなり声が出るようになりました。

    小学生の合唱指導で、「おなかを使いなさい」とか「のどを開けなさい」
    なんていう指示はよく耳にしますが、ぼくは使いませんでした。
    なぜなら、自分が「おなかを使う」「のどを開ける」という行為を
    実演できなかったからです。

    機会に恵まれて、いくつかの小学校合唱団の練習を見学させていただいた
    ことがあるのですが、名指導者の先生方はみな、
    「おなかを使う」「のどを開ける」という指示は使いませんでした。
    どうしてかたずねると、どの先生も、
    「相手は小学生。その指示では、具体的に何をすればいいのか
     分からないでしょう?だから、子どもたちがイメージしやすい言葉を
     使うか、あるいは具体的な動作としてやってみせる方が伝わるんだよ」
    という内容のお話をされました。
    このとき、
    「ああ、師匠から教わった鼻をふさいで歌うという方法は、
     まさに具体的な動作だったんだなあ」と気がついたのです。

    音楽之友社「教育音楽小学版:2014年7月号」(最新号)に、
    私が以前見学させていただいた暁星小学校聖歌隊の練習風景が
    レポートされています。
    http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/kyoikuongaku_s/
    ここで行われている「ひみつ練習」の一つに、ぼくが師匠から
    教わった方法と同じような練習方法があります。
    よかったら、読んでみてくださいね。

  • #3

    ひろ太 (金曜日, 04 7月 2014 11:33)

    教育音楽小学版(7月号)を購入して読みました。
    暁星サウンドの「親指くわえ」は効果があると思いますが、かなり訓練しないと、歌っている時に口開きの間隔を常時一定にするのは難しいですね。
    また「鼻つまみ」の道具の様に、指を使わない道具があれば練習も楽くになるのだがと感じています。

  • #4

    kawaragi (金曜日, 04 7月 2014 13:13)

    ひろ太さん、なんと教育音楽小学版を購入してくださったんですね。
    ありがとうございます(=´∀`)人(´∀`=)←音楽之友社の人じゃないけど

    「親指をくわえるひみつ練習」について、暁星小学校の指導者の先生に
    「どうして効果があるんですか?」と質問したことがありました。

    「親指をくわえて歌うと、最初のうちは指に歯形がついちゃうんだよね。
     この練習を続けて、歯形がほとんどつかなくなると、
     その時点でおなかを使って歌えるようになっているんだ。」

    なるほどと思い、まずは自分ができるようになるまで練習しました。
    最初のうちは、フガフガとハッキリしない発音になってしまいます。
    かといって、発音を意識すると、こんどは指を強く噛んでしまうし…
    慣れてくると発音はハッキリしてきますが、こんどは親指から
    上下の歯が離れてしまいます。離さないように歌えるようになるまで、
    何度も練習しました。
    自転車の乗り方のようなもので、一度マスターしてしまうと、
    感覚を忘れることはありませんでした。

    自分ができるようになったところで、指導している小学校の合唱団で
    早速実践してみました。もちろん、時間はかかりますが…
    やること自体は難しくないので、「訓練」というより「慣れ」でしょうか。
    3年生から6年生まで、全員マスターしました。
    これは効果絶大でした!おなかが使えるようになるだけでなく、
    無駄な力が抜ける、言葉がハッキリするなど、
    様々な効果が現れました。

    今は合唱団を担当していませんが、音楽会に出場する学年の
    子どもたちへの指導でも使っています。

    たしかに、道具があると便利ではありますが、
    親指をくわえる「ひみつ練習」は、
    自分の指を使う、というところにポイントがあると思います。
    まさに「体感」できますので。