右利きのドラマーが右利き用のスタンダードなドラムセットを演奏するとき、
左腕の上に右腕がくるので、両手が交差した状態になります。
これとは逆に、左手でハイハット、右手でスネアドラムをたたくのが
オープンハンド奏法。
何年も前になりますが、TOTOが来日したとき、盛岡公演を見に行ったんです。
ジェフ・ポーカロが急逝した後で、サイモン・フィリップスがドラマーでした。
サイモン・フィリップスのプレイを観ていて、
「あれっ?今、左右の手が反対になったぞ?」と思ったのですが、
当時はそれが「奏法」だとは知りませんでした。
最近になって、東京事変のPVを観ていたとき、ドラマーの刄田綴色さんのプレイが
すごくかっこいいと思いました。調べてみたら、彼は左利きで、ドラムセットは
右利き用のセットに近いものを使っていることが分かりました。
右手の小指がケガの後遺症で曲がらなくなってしまったのをきっかけに、
左手も鍛えようと思い、オープンハンド奏法の練習を始めました。
ちょっと分かりにくいですが、
ハイハットを左手で叩いています。
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