トラックパッドがおかしい( ;´Д`)

今までで1番長く愛用している

MacBook Pro(Early 2011)のトラックパッドが

最近どうもおかしい。

右下にいくほど、反応が鈍いのだ。

ネットの情報を頼りに、

掃除しても、PRAMクリヤやアクセス権の修復などを

実行しても、良くならず。

…ぬぬぬ。ついに寿命か?!

しかし、新しいMacintoshを買う余裕など、

今のぼくにはない。(購買意欲は満々だが)

 

なんとかならんものかと、こんどは

「MacBook Pro トラックパッド 分解」と

ググってみた。

すると、バラしてネジを調整するという

方法があることが分かった。

これは、やってみる価値ありでしょ。

昔のMacintoshに比べたら、

最近のMacintoshはずいぶん分解が楽になったもん。

PowerBook 2400cなんて、パーツ替えるのに

ものすごく苦労したもんね。

それでは、さっそくネジを外しましょ。

MacBook Proの底面ネジは、規格は一緒だけど

長さがそれぞれ違うというやっかいなネジなので、

取り外した後、ねじ穴の付近に養生テープで

貼り付けておきます。

この方法、けっこうお勧め。

養生テープははがしても糊が残らないからね。

初めてMacintoshを分解したのは、

一番最初に買ったPerforma5260なんだけど、

メモリ替えようと思って、静電気で

基盤ダメにしちゃったのよね。

その時の反省を生かし、分解するときには

金属部分をさわって、体から静電気を逃がすことを

忘れないようにしています。

それ、カパッと開腹。

トラックパッドの調整ネジは、

バッテリーの奥にあるので、

バッテリーを外さないといけない。

ネットの情報によると、

そのネジは星形だったりY型だったり、

はたまたトルクスだったりと、

いろいろバージョンがあるもよう。

トルクスドライバーなら一通りあるので、

トルクスであることを祈りつつ、

見てみると…

 

わーい、Y型だ(=´∀`)人(´∀`=)持ってねえ〜

仕方がないので、ホーマックに行って、Y型ドライバーを探すことに。

…しかし、トルクスや星形、▲などの特殊ドライバーはあるものの、

Y型がなかなか見つからない。できれば単品でほしいと思ったのだが、

どうやら単品では売っていないもよう。

仕方がないので、店に並んでいる「特殊ドライバーセット」の類いを

片っ端から見ていった。

お!見つかった!と思ったら、それは3000円近くする

種類の豊富なドライバーセット。Y型入ってるけど、

それ以外は全部うちにあるよ(=´∀`)人(´∀`=)いらねえ〜

他にないかと探しまくると、ようやく一つだけ見つけた。

900円ほどの特殊ドライバーセットだ。

…むう。値段は許容範囲だが、ネット上で調べたY型ドライバと

規格表示が違う。これで合うのかどうか、分からない(−_−;)

「買って帰ったら合いませんでした」ってのも悔しい。

 

ダメ元で、iPhoneのSafariで検索しまくった。

…どうやら、規格表示は違うものの、使えそうだ。

よし、これにしよう。

 

それでも使えるのかどうか心配だったが、

買ってきたドライバーがネジにピッタリ!

これでバッテリーを固定しているY型ネジを

外すことができた。

Y型ネジはあっさり外れたが、

意外にやっかいだったのはバッテリーだった。

なにせ、17インチのMacBook Proだから、

バッテリーがでかいのなんの。

バッテリーと本体をつないでいる線が、これまた細いんだ。

これを切らないように、バッテリーを外してひっくり返すのが

けっこう大変だった。

それでもなんとか裏返し、やっとトラックパッドを発掘(笑)

ネジをギリギリまで締めたところ、丁度いいクリック感が

得られた。ただし、まだ使ってみないと分からない。

 

バラした手順と逆に組み立てていき、起動。

…おおお!トラックパッドが復活してる(T−T)

「よかったあああ」という心の声と、

「買い換える口実が消えたああ」という心の叫びが

同時に重なり、なんともいえない複雑な気持ちに

なったのであった…(^_^;)