キッチンパニック２〜漬場騒乱節〜

やたらと人気のあった「キッチンパニック」の、続編として作りました。

とはいえ、全く別の物語なので、１作目を知らない人にも大好評。

舞台はお寿司屋さん。「漬場（つけば）」っていうのは、お寿司屋さんの台所です。

この曲を作っている最中に、

「そういえば、シ○がき隊に『○シ食いねェ！』って歌があったよね〜」

と思い出したので、ちょいと聴いてみたら…あら。出だしのセリフ、一緒でやんの。

サビの部分は知っていたけど、フルで聴いたのは初めてだったんです。

これ、誰が聴いても、「パクった」って思われそう。

…ま、それなら、この劇の曲は全部パク…いやいや、名曲のモチーフを参考に

しようと考えたわけです。

※「俺たちゃ江戸前よ!」は、河原木自身が作詞・作曲し、演奏しているものです。

JASRACには登録されていません。

へい　らっしゃい！

 

「うまいとこ　くれだって？うちじゃあ　まずいとこなんか出してねえんだよ！」

「『おあいそ』って、お客さんが言っちゃあおかしいよ。『お勘定』だろ？」

 

シャリは右手　ネタは左手に持ち　サビを付けて　シャリをのせたら押さえ

右に持ち替えて　また返し　握り整える

 

寿司屋の世界じゃ（飯炊き三年　握りには八年）

　修行の毎日　奥が深いぜ　ババンバ　バンバン　バン！

 

（俺たちゃ　江戸前よ！）頑固と言われても

（俺たちゃ　江戸前よ！）こだわり続けて　この道ウン十年

（寿司の伝統　守るため！）おまちぃ！

 

 

「寿司が回ってねえ？　回るのが好きなら、自分が回んなよ。」

「ツナマヨ？うちは洋食屋じゃねえんだなあ。」

 

 

昔っからの技をマネするだけじゃ　今の時代　おいてきぼりさ

肝心なのは　初心に返り　工夫懲らす心意気

 

　俺にゃ　夢がある（江戸前の寿司を世界中の誰もが）

　愉しむ日がくる　道は遠いが　ババンバ　バンバン　バン！

 

（俺たちゃ　江戸前よ！）「うまい！」と言われても

（俺たちゃ　江戸前よ！）満足しないぜ　この道ウン十年

（寿司の未来を　創るため！） まいどっ！

この曲も、とある名曲のモチーフを参考にさせていただいておりますの。

タイやヒラメの舞い踊り…にはほど遠く、思いっきりムード歌謡になりました。

※「魚介類のタンゴ」は、河原木自身が作詞・作曲し、演奏しているものです。

JASRACには登録されていません。

調子にのらないで　釣られたんじゃないわ

アナタのためならと　釣られてあげたのよ

 

最期のステージは　まな板の上なの

どうかアタシを見て　生命のきらめきを

 

　ぎょぎょぎょ　ぎょぎょぎょぎょ　魚類 （タコ）

　ぎょぎょぎょ　ぎょぎょぎょぎょ　魚類 （イカ）

　ぎょぎょぎょ　ぎょぎょぎょぎょ　魚類 （ノリ）

　魚の宿命

 

 

勘違いしないで　堅そうに見えても

実はアタシとても　中身はかよわいの

閉ざしたこの殻を　無理矢理開けないで

優しい言葉には　心を開くから

 

　かかか　かかかか　貝類（ウニ）

　かかか　かかかか　貝類（カニ）

　かかか　かかかか　貝類（エビ）

　貝の運命よ